国土の防災にもつながる “木こり”という生業

最近、集中豪雨や台風などの自然の脅威により、土砂崩れ、流木、倒木といった、山林が遠因となるような被害のニュースを見聞きしますよね。

実は、こうした自然災害を防ぐ“防災”と“林業”には少なからず関係があります。

防災,林業,森林の仕事ガイダンス

戦後復興の拡大造林により、スギやヒノキなどの苗が一斉に植栽され、画一的な人工林が一気に広がった日本の森林。

こうした多様性が失われた森林は土壌保全力が低くなってしまい、土砂崩れなどの危険性が高まる一因になります。また人工林は、間伐に代表されるような育林作業を適切に行わなければ、日当たりが悪くなるなどして樹木が健全に育たなくなってしまいます。このような環境で育った樹木はヒョロヒョロで、台風のような激しい風雨にさらされると容易く折れてしまうわけです。

他にもさまざまな要因が考えられますが、ここに挙げた例を一つ取っても、今日本にある森林をいかに人の手で適切に管理していくか、ということが非常に重要になってきます。自然の恩恵を受け取りながら、安全に、持続可能な状態で、森林と程よい関係を保っていく努力・工夫が必要なのだろうと思います。

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木材生産をするというだけでなく、日本の国土を保全するという側面もある林業。社会の役に立ちたいと考えている方は、多少なりともやりがいを感じることにつながるかもしれません。

新たな生業として、林業という選択肢を検討してみるのはどうでしょう？

ちょうど10月には名古屋で森の仕事に関するイベントがありますよ！
まずは情報を入手してみる、という行動からはじめてみませんか？

＼無料、入退場・服装自由、履歴書不要／
森林の仕事ガイダンスin名古屋

開催日時：10月20日（日）　11:00～15:00（受付時間）
場所：名古屋国際センター別棟ホール（愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1号）
最寄駅：地下鉄桜通線「国際センター駅」すぐ
参加費：無料
概要：岐阜県・愛知県団体の出展ブース、相談ブース、ミニセミナーなど
主催：(公財)愛知県林業振興基金、(公社)岐阜県森林公社(森のジョブステーションぎふ)
後援：愛知県、岐阜県

＜出展者一覧＞
【岐阜県の参加事業体（9社）】
岐阜県森林組合連合会
http://www.g-moriren.or.jp/top.html
陶都森林組合
https://gifu-shinrin.or.jp/company_info/201905007
飛騨高山森林組合
http://www.hida-takayama.org/
GEEP Forest㈱
http://geepforest.jp/
自然応用科学㈱
http://www.shizen-ok.co.jp/
㈱佐合木材
http://www.sago-g.co.jp/
㈱丸光イトウ
http://marumitu.co.jp/
㈲つけち創工社
https://gifu-shinrin.or.jp/company_info/201904001
付知土建㈱
http://www.tsukechi.co.jp/tcc/