イライラ モヤモヤ そんな時には自然が癒してくれる 

気分がモヤモヤしたり、なんだかイライラしたり、スッキリしないときって誰にでもありますよね。

そんなとき、気分転換に旅行に行ったり、都会を離れて自然の中で癒されたり、そんな工夫で乗り切った経験はありませんか。実は、それは気分だけの問題ではないのです。科学的に効果があるんです。今回はそんな自然が人に与える影響についてご紹介します。

みなさんは「自然欠乏症候群」という病気が存在することを知っていますか。

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自然の中の一部である人間が、都心部のようなビルに囲まれた生活、本当の自然に触れる機会が少ない生活を送っていると遺伝子レベルに大きな影響を及ぼすのです。それは子どもにとっても同じことで、最近の子供は自然の中で遊ぶことが少なくなり、家の中でゲームをしたりと外に機会が減ってきている風潮にあります。

このように自然環境やリズムに反する生活を送っていると、以下のような影響が子供に現れるといいます。

・集中力が欠如して、一つの事に集中できない。
・落ち着きがなく、じっとしていられない。
・我慢弱くなり、わがままになる。
・他人に対する気遣い、人付き合いが苦手になる。

このような症状からもわかるように、多動性障害(ADHD)の原因の一種とも言われているのが自然欠乏症候群なのです。

出典:http://dual-lab.com/natural-deficiency/

本来、人間は2歳から6歳までの間に聴覚・視覚・味覚・臭覚・触覚の五感が急激に発達します。そしてその五感は人や自然とかかわることで豊かになるとも言われています。そのため、この感性を養う大切な時期に自然に触れる機会が少なくなることは非常に子供にとって悪影響になってしまうのです。

教室の中の大半が木で作られており、木に囲まれた自然いっぱいの保育園と、都市の自然が少ない保育園で、小さい子供を寝かしつけたところ、都市の保育園では泣き出す子供がいたにも関わらず、木に囲まれた保育園の子供は誰一人泣き出す子はいなかったという話があります。また他にも、鉄筋の校舎に勤めている教師よりも、木造の校舎に勤めている教師の方が疲労の蓄積が少ないことも分かっています。

五感の発達する子供には特に影響されやすいですが、子供も大人も自然の中で生活することがいかに大切なことなのか、よくわかりますね。

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しかし、今さら自然を求めて都市から田舎に引っ越そうなんて無理な話です。まずは身近なところから始めましょう。例えば、外を散歩する機会を作ってみたり、ゲームをやめて公園に遊びに行ったり、部屋に木の家具を増やしてみたり、少しずつできることはたくさんあります。みなさんも、ぜひ他人事だと思わず自分の周りに自然を取り入れてみてください。今までの悩みやストレスが少しでも解消するかもしれませんよ。