地域とともに創りあげる持続可能性な社会「森のエネルギー研究所」

東京

「株式会社森のエネルギー研究所」は、森林資源を活用することで人が森の恵みを享受し、自然に感謝する社会の構築を目指すために“木質バイオマス専門のコンサルティング会社”として2001108日(木の日)に設立しました。今回は各地域での違いも含め実践コンサルティング部の上野豪奨さんにお話を伺いました。

近年増えている木質バイオマス事業。「再生可能エネルギー」や「持続可能性社会」といった単語とともに環境に良いイメージがあります。発電や熱利用といった木質バイオマス関連設備の導入件数は増加していますが、一方でそれに伴った課題も多く明らかになったことも事実です。例えば発電では、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)において認定を得た木質バイオマス発電計画の多くが、当初の想定とは異なり“輸入した木質資源”を燃焼させる発電計画となっています。また、熱利用では、バイオマスボイラーを導入すること自体が目的となってしまい、導入後のメリットを得られない事業モデルになっている場合もあります。加えて、イニシャルコストの高さや、適切な設備選定と燃料の確保ができないといった導入時の課題も山積です。

木質バイオマスでは「導入する目的」と「効果を最大限に発揮できる導入方法」の2点が非常に重要な要素です。燃料である木を育む山林、伐採された木材の燃料加工を行う工場、燃料をエネルギーへと変換する設備、生まれた熱や電気のサービスを受ける利用者。木質バイオマス利用で大切なこのサプライチェーンは、持続的かつお客様にとって一番良いものにしなければ意味がありません。これらを実現するために、森のエネルギー研究所が考えるキーワードは「コンサルティング」×「エンジニアリング」。同社では林業・流通・機械・設備それぞれの専門知識を持った社員たちが連携し合いながら、木質バイオマスを活用するシステムのプラン作成を行っています。そして何よりも大切にしているのは、地域の人々の協力体制を構築することです。サプライチェーンをただ整えるだけでは木質バイオマス利用の恩恵は限られた一部の人々までしか行き届きません。地域の人々を巻き込んで山から出た木を地産地消し、発生した利益を山の関係者へと還元することで“地域全体”が木質バイオマスで良い恩恵を得られる。木質バイオマスの導入によって地域の課題が解決できる仕組みを目指しています。

森のエネルギー研究所は、これからも“バイオマス活用システムのベストパートナー”として、木質バイオマスというテーマのもとで日本各地の皆さまが抱える問題解決へのチャレンジを続けます。

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基本情報
企業名:株式会社森のエネルギー研究所
住所:本社 〒205-0001東京都羽村市小作台1-4-21 KTDキョーワビル小作台3F
電話番号:042-578-5130
ホームページ:http://www.mori-energy.jp/

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