47都道府県の柱プロジェクト~鳥取県~

鳥取

株式会社サカモト(鳥取県)

この「47都道府県の柱プロジェクト」シリーズでは、名古屋・伏見にある「moriwaku cafe」と岐阜県の養老町と輪之内町にある「moriwaku market」内で柱材として活用されている各県の木や、その柱材の提供者である事業体について紹介しています。

<鳥取県の森林・木>
鳥取といえば何を思い浮かべますか?一番有名なのはなんといっても鳥取砂丘ですよね。しかし鳥取は砂の大地だけではなく、実は森林も豊富。県内の74%が森林に覆われています。鳥取にはマツを中心とした大山地域、日野町・日南町の新興林業地域、そして智頭(ちず)杉として有名な東部の歴史的な林業地域があります。智頭杉の歴史は約400年前慶長まで遡ります。慶長というと、関ヶ原の戦いが起こった時代です。そんな時代に植樹された杉が慶長杉として現在でも残されているのが智頭という林業地です。

智頭杉は節が少なく、粘りがあるのが特徴といわれています。節の少なさは枝打ちの手間を証明しています。小径木の内から枝打ちを行い、成長に合わせて枝打ちをこまめに重ねていきます。枝打ちも行いすぎると樹木の葉が少なくなり栄養が作れず枯れてしまうのでバランスを見極める技術が必要になってきます。また雪の降る季節が長いため年輪が緻密で歪みが少ないのも特徴です。

“新しいスギの魅力の提案”

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「株式会社サカモト」は智頭で製材・木材加工を行っている会社です。創業1957年と歴史があります。創業時は製材が中心でしたが、時代のニーズに合わせて木材加工の技術を磨き内装材の製造も行ってきました。そして智頭杉の魅力をもっと広めたいという社長の思いから“杉の一枚板を使ったブラインド”を日本で初めて開発しました。スギは水分が多い樹種とされ、直射日光が当たるブラインドでは反りや曲がりが起こりブラインドを作るのは難しいと思われていました。しかし、そんな難題に対して前向きに取り組む会社の姿勢と長年培ってきたスギを扱う技術によってスギのブラインドは商品化されました。

またスギの柔らかい性質上利用されてこなかった家具の作成やランチョンマットやスギとLEDの組み合わせを工夫した照明器具の開発など様々な生活のシーンでスギが使える取り組みを行っています。智頭杉という伝統を活かしつつ、新しいスギの魅力を提案し続ける株式会社サカモトの取り組みに今後も目を離せません。

記事で紹介した製品は株式会社サカモトの通信販売SUGI LIFEよりお買い求めいただけます。生活にスギのある暮らしをしてみませんか?

SUGI LIFE

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上記の鳥取県の木は森ワクカフェ(https://bit.ly/2K2wHfc)と森ワクマーケット(https://moriwakumarket.jimdo.com/にて柱材として活用しています。その風合いをぜひ間近で体感してみてください!

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株式会社サカモト
鳥取県八頭郡智頭町大字山根520-1
HP  http://woodymind.sakura.ne.jp/

参考文献等)
平成25年鳥取県農林水産部鳥取県の森林林業木材産業

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