凄まじい情報量!林業白書で学ぼう
林業マニアならご存知の「森林・林業白書」。
林野庁が毎年発行しているもので、森林・林業基本法第10条第1項の規定に基づき、各年の森林・林業の動向や実施した施策、また今後の展望などを取りまとめています。
書籍としても販売され、林野庁のWEBサイトには無料でダウンロードできるPDF版も掲載されています。
※掲載ページはこちら↓
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/
白書全体のページ数は約250と、膨大な情報が書き記されています。この編集を担当している方の苦労は想像に難くないですね…。思わず頭の下がる気持ちでいっぱいになります。
森林に関わる国際的な動きや、国内の森林の状況や木材需給など内容はさまざま。今回は森ワク編集部がおすすめする活用例について、平成29年度の白書をもとに紹介します!
林業の今を知りたい!
丸太の価格や生産量など林業の現状を把握したいといったときは、「第Ⅲ章 林業と山村」の「第1節 林業の動向」を開いてみましょう!国産材の素材生産量の推移や、都道府県別の素材生産量ランキングなど、色んなグラフが載っています。他のページもそうですが、図やグラフが充実しているので内容の理解にとっても役立ちますよ!
先進事例を知りたい!
上記の画像のように、それぞれの章や節に各地の先進事例や最新情報がたくさん紹介されています。林業を盛り上げよう、森林を有効活用しようと、日本の各地域で多様な取り組みが積み重ねられていることが分かります。ここに載っていたキーワードなどをネット検索してみると、より詳しい情報が出てくるかもしれないですね!
こうした活用例以外にも、きっと参考になることがあるはずです。ぜひ一度チェックしてみてください!