高校生による、地元材を活用したものづくり。 クラウドファンディングがスタート!
クラウドファンディング「FAAVO」において、“森×高校生”の新たなプロジェクトがリリースされました!
岐阜県にある「飛騨高山高校」で森林や土木を学ぶ環境科学科の生徒たちが、地域の木材を使って『まな板』や『スマホスタンド』の製作に挑戦するというもの。
こうした木の小物をつくり、学園祭などでの販売を通じて、少しでも飛騨高山の自然の魅力を伝えたいという趣旨で始まったプロジェクトです。
地元で、しかも林業には就職しない、という現実
森林に囲まれ、木工文化も盛んな岐阜県高山市だからこそ、林業について学べる高校があります。一方で、地元の高校生たちは、卒業すると進学や就職でこの地を離れる生徒が少なくありません。また、森林に関することを3年間学んできた生徒たちも、それらに関連する仕事を選択する子が少ない現状もあります。
そこで、通常の授業とは別に、生徒一人ひとりが地元の魅力を知り、同時にこの地域に存在する豊富な森林資源や新しい挑戦をしている地元の企業に触れる機会を持つことができれば、「魅力を発信したい・残したい」という気持ちを持って卒業し、地元で働いてくれるのではないかと思うようになった、と話すのは同校で教員を務める金桶先生。
少しでも地元に残る生徒を増やしたい、今すぐ叶わなくとも、Uターンで帰ってくる生徒を増やしたい。そんな思いから、地元の企業や木工作家と相談し、「木が植えられてから消費者に届くまでの一連の流れ」をぎゅっと凝縮した体験プログラムを実行することになりました。
普段は受け身の高校生が自ら考え、
木からモノをつくるまで
今回のプロジェクトでは、生徒が主体的に現状の課題を意識し、木を活かすためのアイディアを考え、木製アイテムを一からつくるべく、ブランドを立ち上げました。
普段は受け身である生徒が自分自身で考え、自ら行動し、納得のいくものをつくる大変さや、それを誰かに買ってもらう難しさも学ぶことができるようにという先生の思いもあります。
どのように商品をつくっていくのか、プロジェクトの詳細は以下のページからご覧ください!
https://faavo.jp/seino/project/4007
皆さまの温かいご支援のほどよろしくお願いいたします!