愛知県で「第70回全国植樹祭」が開催。 森林・緑への理解を深めるきっかけに。
愛知県での開催は、実に40年ぶり。
天皇皇后両陛下御臨席の際のお手植えなどの実施。
6月2日(日)、愛知県尾張旭市と名古屋市守山区に広がる愛知県森林公園にて、「第70回全国植樹祭」が開催されます。令和元年となる今年は、天皇陛下にとって即位後の地方訪問となる見通しで、例年にも増して大きな注目を集めています。
そもそも「全国植樹祭」とは、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民の理解を深めるために開催されている国土緑化運動の中心的行事のこと。公益社団法人国土緑化推進機構と都道府県の共催により、毎年春に実施されています。
第1回が行われたのは昭和25年(1950)のこと。「第1階植樹行事並びに国土緑化大会」として山梨県甲府市ではじめて開催され、その後、第21回大会からは正式名称が「全国植樹祭」へと改められています。愛知県で全国植樹祭が行われるのは、昭和54年(1979)以来のことで、実に40年ぶりの開催となります。
第70回全国植樹祭の大会テーマは、「木に託す もり・まち・人の あす・未来」。マスコットキャラクターは、愛知県の「A」の文字をモチーフにした女の子「森ずきんちゃん」で、広報大使には、マリ クリスティーヌさんが就任。大会イメージソング「と・も・に」の制作は、愛知県出身でLOVEあいちサポーターズでもあるシンガーソングライターの岡村孝子さんが務めています。
サテライト会場では式典の模様を配信。
木にまつわるイベントなども開催予定。
式典当日の参加人数は、招待者・実施本部員合わせて1万人ほど。会場では、天皇皇后両陛下ご臨席の際のお手植え・お手播きをはじめとした式典行事が実施されます。
式典のプログラムの一つであるメインアトラクションでは、県内54市町村で集められた未来の木づかいや森林づくりに対するメッセージを、大会テーマソングに合わせて「言の葉の大樹」として表現。また、木製楽器のアンサンブルや映像を交えた音楽劇のパフォーマンスなども披露される予定です。
当日は、式典行事以外にも、愛知県森林公園内の「休養の森」「南門」、愛知県昭和の森の「記念の森」「四季の丘」、「愛知県森林・林業技術センター」の県内5カ所にて、招待者による記念植樹が行われます。また、オアシス21、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)、尾張旭市渋川福祉センターではサテライト会場が開設され、式典の様子がライブ配信されます。
式典への参加はすべて招待制で、すでに応募は締め切られていますが、サテライト会場は申し込み不要で式典の模様をリアルタイムで楽しむことができます。また、各会場では、木にまつわる様々な催しが開催される予定なので、この機会にぜひ会場へと足を運び、森林・緑について楽しみながら理解を深めてみてはいかがでしょうか。
詳細は以下の公式ホームページをご覧ください↓
http://www.syokujusai-aichi2019.jp/
第70回全国植樹祭
日時:2019年6月2日(日)
会場:愛知県森林公園(愛知県尾張旭市大字新居5182-1ほか)
お問い合わせ:第70回全国植樹祭愛知県実行委員会事務局
〒460-8501 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番2号(愛知県東大手県庁舎内)
TEL 052-954-6618 FAX 052-951-7882