りんごの木にこだわったものづくり「木村木品製作所」

青森

青森県弘前市といえばりんごの生産で有名です。その生産量は日本一。そんな弘前で「りんごの木」を使った素敵な商品が生み出されています。今回紹介するのは「木村木品製作所」。木村木品製作所は青森県弘前市で4代続く木製品メーカーです。

木村木品製作所のメインブランドである「CHITOSE」の商品には弘前で育ったりんごの木を使用しています。CHITOSEは長久の年月を意味するとても縁起の良い言葉「千年(ちとせ)」を意味しています。そして、創業以来本社工場のある土地の名前も「千年」といいます。地域資源を活かしたものづくりで人々の生活に夢と潤いを提供したいという願いがこの地の名前「千年」の由来と重なることから、トップブランドの名前を「CHITOSE」としました。

ネックレス「一粒の大きなりんご」

りんごの木でできたトレイ

CHITOSEの商品にはアクセサリーやバス用品、リビング用品などの商品のラインナップがあります。木材の色合いや、ネックレス・バレッタといったアクセサリーはつやつやと光っており綺麗です。さらにりんごの形をモチーフに作られているためとても可愛らしいデザインになっています。
現在では、青森ヒバや青森スギを使ったフルオーダーの家具や什器も製作。また、りんごの木を使った子どもにやさしいおもちゃなどの小物も製作・販売しています。

RINGOスツール

木村木品製作所のこだわりの一つは“りんごの木”にこだわったものづくりです。実は、同所はりんご産業と深い関係にあります。
現代表の曽祖父の代で、「りんご梯子」というりんご農家のための脚立タイプの梯子を開発したそうです。昔は信州や北海道へもたくさん納品しており、今でも生産販売を行っています。そのような関係から現在でもりんご産業と歩みを共にしています。 

商品誕生のきっかけ


りんごの木を使った商品が生まれたきっかけは20年前のこと。大量に切られたりんごの木を「何かに使えないか?」と知人から相談をもらったのが始まりだそうです。家具、什器をつくる仕事の閑散期を利用して取り組み始めました。

実は、りんごの木は毎年たくさん廃棄されています。それも、何の用途にも使われることなく。これにはいくつか理由があります。まず、小物しか作れないということが理由の一つです。りんごは収穫しやすいように樹木を縦に大きく伸ばさないように育てます。そのため、一般の木材として使われる、スギ・ヒノキ・マツのようにまっすぐで長い木材は取れません。また、収穫した中から無難に使える部分は5割がやっとだそうです。しかし、貴重な地域資源として、りんごの木が持つ独特の肌触りなどを紹介したいという想いから、手間をかけてでもりんごの木を使ったものづくりにこだわっています。

「未来に残す、記憶に残るモノづくり」を

木村木品製作所の皆さん

「ものづくりを通じて人々の生活に夢と潤いを提供し、物心両面の幸せを追求する」という思いから「未来に残す、記憶に残るモノづくり」を心がけています。

顧客に寄り添ったフルオーダーメイド商品、熟練した技術を持った職人たち、顧客への迅速な対応。先代がりんご梯子を作った時からの思いを引き継ぎ、顧客に寄り添い「未来に残す、記憶に残るモノづくり」が続けられるような製作所を心がけています。また、世界中の人々にこのモノづくりを知ってもらえるようにすることが、日々の仕事の目標となっているそうです。

今後は、医療福祉関連、文化財の修復、青森の県産材を活用したマンションのリノベーションなどにも力を入れて取り組んでいくとのこと。小さくともキラッと光る町工場の今後の動きに大注目です。 

紹介しきれなかった商品がまだまだたくさんありますのでぜひ、下記のリンクからチェックしてみてください!

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有限会社 木村木品製作所
036-8131 青森県弘前市千年4-3-17
Tel 0172-87-2747
Fax 0172-87-2542
Mail info@kimumoku.jp
ホームページ: http://www.kimumoku.jp/

 

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