47都道府県の柱プロジェクト~石川県~

石川

株式会社山儀製材所(石川県)

この「47都道府県の柱プロジェクト」シリーズでは、名古屋・伏見にある「moriwaku cafe」と岐阜県の養老町と輪之内町にある「moriwaku market内で柱材として活用されている各県の木や、その柱材の提供者である事業体について紹介しています。

<石川県の森林・木>
「能登ヒバ(正式名は“ヒノキアスナロ”)」と呼ばれる針葉樹で、能登地方独特の造林樹種です。石川県では「档(あて)の木」とも呼ばれ、県木として指定されています。県内の能登ヒバの樹林地は約1万2千haで、人工林の12%を占めています。特に奥能登4市町(輪島市・珠洲市・能登町・穴水町)では、人工林の約3割にもおよびます。

能登ヒバは心材・辺材ともに淡黄白色で特有の光沢と香気のある優美な樹木です。石川県の伝統的工芸品であり、頑丈さが求められる「輪島塗」の木地としても使われています。ヒノキ材より堅いですが、加工が容易で伸縮が少ないです。さらに殺菌性のあるヒノキチオールを含んでおり、腐りにくく、保存性が高いためシロアリの害に強いのも特徴です。

現在、能登ヒバは海外からの木材の影響や住宅着工件数の減少から原木価格は下落傾向にあります。これは供給に比べ需要が減っていることが一因と言われています。今後需要が伸びないと、過疎化の影響も受け、能登の森林が荒れてしまう可能性があります。そのため、山の手入れとともに能登ヒバの活用法を探っていく必要がありそうです。

※「造林」:山野に有用な樹種の林を仕立てて管理すること。有用な樹種とは、かならずしも木材生産を目的とするものとは限らない。(「日本大百科全書」より引用)
※「心材」:樹木の材の中心に近い、濃い色の部分。辺材に比べて堅い。赤身(あかみ)。(「デジタル大辞泉」より引用)
※「辺材」:木材で、心材を取り囲む淡い色の部分。心材に比べて軟らかい。白太(しらた)。(「デジタル大辞泉」より引用)

能登ヒバの製材ならここ!

昭和23年に山儀三右エ門(やま ぎそよもん)さんが個人事業として製材工場を創業して以来、現在は三代目の山力(やま つとむ)さんが代表を務める「株式会社山儀製材所」。能登地方から出材された能登ヒバやスギ、マツ、ケヤキなどを取り扱い、製材加工して販売。特に、能登ヒバや能登スギを中心とした製材を行っています。能登ヒバは柱、土台、枠材、鴨居、造作材、外壁材に。能登ヒバおよびスギの人工乾燥、フローリング加工も行っています。

石川 (1)

上記の石川県の木は森ワクカフェ(https://bit.ly/2K2wHfc)と森ワクマーケット(https://moriwakumarket.jimdo.com/にて柱材として活用しています。その風合いをぜひ間近で体感してみてください!

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株式会社山儀製材所
石川県輪島市堀町2-38
TEL 0768-22-0760
MAIL yamagi01@po5.nsk.ne.jp
HP http://po5.nsk.ne.jp/~yamagi

参考文献等)
– KIZUKI – 石川県木材利用推進協議会 | 石川の木の魅力を配信するサイト – KIZUKI – 石川県木材利用推進協議会 http://kizuki.ishikawa-moriren.jp/
漆/うるし/漆器/輪島塗/輪島塗り/漆器の修理【輪島漆器商工業協同組合】 http://www.wajimanuri.or.jp/

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